2020年9月8日火曜日

塾長対象入試説明会を開催しました

10時30分から、大阪新阪急ホテルで、学習塾の塾長様を対象とした入試説明会を開催しました。今年度は、密を避けるため、本日と9月14日(月)の2回に分けて開催します。まず、理事長のご挨拶に続き、私から本校の教育方針と特色を説明させていただきました。長文ですが、全文掲載させていただきます。

 皆さま、おはようございます。この4月より、履正社高等学校に参りました 校長 松本と申します。本日は、お忙しい中、また大変、お暑い中、履正社高等学校入試説明会にお越しいただき、心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございます。また、平素より、本校の教育活動に対し、ご理解とご協力をいただいておりますこと、改めて、深く感謝申し上げます。私からは、本校の教育方針と特色につきまして、ご説明させていただきます。
本校の教育方針は、お預かりする一人ひとりの生徒さんを大切にし、それぞれが持っていらっしゃる潜在的な能力・個性・特性・人間性等の可能性を伸ばし、自己実現を図ることです。
 そのために、次の三つのことを実践しております。
 まずは、「人を創る教育」。知育の尊重と人間教育(徳育)の充実に努め、豊富な知識や技能を身につけるだけでなく、人格の完成をめざして、挨拶、礼儀、服装や交通ルール等の社会規範、生活上のマナーを身につけるよう、繰り返し指導しております。生徒たちは、とても礼儀正しく、気持ちのいい子どもたちです。
 次は、「人を伸ばす教育」。後ほど、詳しくご説明いたしますが、履正社高校は、集約文理コース・S類、集約文理コース・Ⅰ類、集約文理コース・Ⅱ類、強化クラブである普通コース・Ⅲ類の4つの類を設置し、早朝テストから始まる質・量ともに充実した授業と放課後講座、習熟度別授業と個別指導などの教育システムで個々の可能性を伸ばしています。加えて、生徒たちそれぞれの志望やデータを踏まえ、最新の入試情報を加味しながら、最適な受験校の選択、受験日程の組立てを提案する、組織的、系統的かつ戦略的な進路指導で、自己実現を図っています。
 最後は、「リベンジの教育」。自己実現は、必ずしも順風満帆とは限りません。思ったように力が伸びずに、悩むことが必ずあります。そんなときにも、そんなときだからこそ、私たち教職員は、常に一丸となって、時には優しく、時には厳しく、全力で生徒さんをサポートしています。「なにくそ!今に見ていろ!」とあきらめずに、難関校にチャレンジする意欲を喚起し、合格を実現する学力・知力、そして気力・体力を育んでいます。その結果として、毎年、90%を超える非常に高い現役合格率を誇り、ほぼ全員が、現役で自分の進路希望を実現しています。
 さて、令和3年度大学入学者選抜からは、これまでの大学入試センター試験に代わり、大学入学共通テストが実施されます。本校でも、9月4日に説明会を行い、3年生に受検案内を配付するなど、出願に向けての準備を進めております。大学入試センターによると、大学入学共通テストは、大学教育の基礎力となる知識・技能や思考力、判断力、表現力等を問う問題となります。例えば、国語における言語活動を意識した問題、数学的な見方・考え方を働かせることが求められるような問題、理科において実験や観察に基づく探究活動を通じ科学的な思考力等を問うような問題、歴史的思考力を引き出すために多様な資料を活用した問題が出題されます。本校では、試行調査の段階から、試行問題や、その後の共通テスト模擬試験の問題を分析し、進路指導部と各教科が連携して、その対策を進めてまいりました。各教科の専門性とともに、一番大切なのは、日々の授業の中で、知識・技能に加え、常に生徒が自分の考えを持ち、それを発言や文章で表現できるための教員の働きかけ、何より授業力の向上です。加えて、英語では、リスニングの配点が、拡大します。本校では、英語4技能のバランスの取れた育成を図り、その成果を英検やGTECの全員受検で、検証しております。
 さらに、次期学習指導要領では、学習に積極的かつ主体的に取り組む意欲・態度の育成も求められます。後ほど、詳しくご説明いたしますが、本校では、「選べる課外活動」の導入や、自分の学習スタイルを自由に組み立てることが可能なS類の新設など、常に時代の課題に対応するための教育システムを追求し、実施しております。余談ですが、今年度の前期生徒会役員選挙では、定員の10名をはるかに超える21名が立候補してくれました。これは、履正社高校始まって以来、初めての事だそうです。生徒たちが、学習だけでなく、学校生活にも積極的かつ主体的に取り組もうとする意欲・態度の表れと、うれしく、そして頼もしく思っております。
 私は、中学生と保護者様を対象とした入試説明会の結びに、次の話をしております。
 皆さんは、「未見の我」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。自分の中の、まだ自分でも気づいていない自分のことです。江戸時代幕末に、松下村塾を開校し、高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文らを育てた吉田松陰は、塾生たちに「未だ見たことのなかった自分をめざしなさい。心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。必ず達成します。運命を造りなさい。」と叱咤激励を行いました。
 自己実現は、チームプレイです。皆さん自身の努力に加えて、同じ目的を持った仲間、それを支える先輩や保護者の皆さん、そして私たち教職員とともに、履正社高校で「未見の我」を一緒に探し、実現しましょう。
 皆様の大切な塾生さんに、履正社高校を紹介していただき、私たちにお預けいただければ、これに勝る喜びはございません。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

続いて、進路部長より「本校の教育システムと大学進学指導」について、教頭より「2021年度募集要項」について、それぞれ説明させていただきました。卒業生の方も、来ていただき、履正社高校での生活や思い出について、お話をしてくださいました。とても分かりやすいお話で、感心しました。終了後、ご希望の方に個別相談をさせていただきました。お忙しい中、また大変お暑い中、ご来場いただきありがとうございました。