2021年4月28日水曜日

全国大会決勝は甲子園で開催されます(女子硬式野球部)

うれしい知らせが入ってきました。全国高校女子硬式野球連盟と全日本女子野球連盟は、4月28日、今夏の第25回全国高校女子硬式野球選手権大会の決勝を、第103回全国高校野球選手権大会の準々決勝後の休養日にあたる8月22日に、阪神甲子園球場で行うとの発表を行いました。 全国選手権は、7月24日に開幕し、8月1日の準決勝までを、兵庫県丹波市の2球場で行います。昨年はコロナ禍で中止となりましたが、一昨年の大会では、履正社高校は、準優勝の成果を収めました。ぜひ、甲子園で決勝を戦い、優勝を勝ち取りましょう。

2021年4月24日土曜日

放課後進学講座をオンラインで実施しました

 本日のS類・Ⅰ類・Ⅱ類の放課後進学講座はオンラインで実施いたしました。急な決定となりましたが、ご家庭でのご協力ありがとうございました。今後も状況によりましてはオンラインで授業を実施することもありえますので、よろしくお願いいたします。

2021年4月23日金曜日

スポーツテストを実施しました

 本日、全学年ともスポーツテスト(文部科学省・新体力テスト)を実施しました。密を避けるために学年ごとに分散しての登校・実施といたしました。  立ち幅跳び・50m走・ハンドボール投げはグラウンドで、反復横とびはテニスコートで、握力・長座体前屈・上体おこしは総合体育館で行いました。それぞれ一生懸命に自己ベスト更新を目指して頑張っていました。実施に当たっては、強化クラブの生徒たちが測定の補助として手伝ってくれました。クラブ生のみなさん、ありがとうございました。  測定結果は集計されて7月頃に返ってきます。保護者の皆様には生徒を通じてお渡しいたしますので、しばらくお待ちください。

2021年4月12日月曜日

前期生徒会役員を募集しています

今日から、前期生徒会役員の募集が始まりました。日程は以下の通りです。 ・4月12日(月)~4月23日(金):生徒会役員立候補者募集 ・5月1日(土)1時限目:放送による立会演説会 掲示しているポスターをよく読んで、詳しくは、生徒会係の先生まで。 各種行事や生徒集会などに、皆さんの力を発揮してください。

2021年4月8日木曜日

始業式を行いました

今日から、新学期。1限目に、始業式を行いました。今日も、密を避けるため、教室で行いました。私から、放送でお話をさせていただきました。長文ですが、掲載させていただきます。

 皆さん、おはようございます。こうしてお話しするのは、2年生、3年生は、3月24日の終業式以来ですね。1年生とは、昨日の入学式で、お話ししましたね。今日から新学年、新学期が始まります。
 さて、この春休みの間、男女剣道部は、3月26日から、愛知県で開催された第30回全国高等学校剣道選抜大会に出場しました。男子は初戦、宮城県の高千穂高校、女子は、長崎県の島原高校とそれぞれ対戦し、残念ながら、敗れてしまいましたが、男女とも全国大会出場という立派な成果を上げてくれました。この経験を活かして、さらなる高みをめざしてください。女子硬式野球部は、3月27日から、埼玉県で開催された第22回全国高等学校女子硬式野球選抜大会に出場し、クラーク、横浜隼人、岡山学芸館、神戸弘陵を破り、決勝戦に進出しました。決勝では、残念ながら、開志学園に敗れ、3大会ぶりの全国制覇はなりませんでしたが、準優勝というすばらしい成果をおさめてくれました。よくがんばりました。さらなる活躍を期待しております。
 突然ですが、皆さんの、今年度の目標は、何ですか。私の目標は、この履正社高校を今以上に「いい学校」、皆さんや保護者の方に「入って良かった」と思ってもらえるような学校にすることです。
 そのために、今まで以上に「生徒が主役」の学校を作っていきたいと思っています。部活動でも学校行事でも生徒会活動でも、そして授業でも、皆さんが「主役」です。部活動、学校行事、生徒会活動で「主役」というのは、何となくわかると思いますが、私が一番大切にしたいのは、授業でも皆さんが「主役」ということです。
 今、高校教育、大学教育が大きく変わろうとしています。今、求められているものは、単なる「知識・技能」を修得するだけではなく、その「知識・技能」を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、結果を分かりやすく表現し、発表するために必要な、思考力・判断力・表現力です。さらに、主体性をもって多様な人々と協働する態度も求められています。 授業中、何も考えずに、黒板をノートに写しているだけの人は、いませんか。やらされているだけの勉強の人は、いませんか。まさか、寝たり、しゃべったりしている人は、いないですよね。先生からの問いかけに、まずは、自分で考え、時には仲間と一緒に考える。そしてそれを分かりやすい言葉や方法で表現・発表し、相手に理解してもらう。その発表を聞いた人は、内容をしっかりと理解し、自分の意見を持ち、必要に応じて建設的な反論や批判を行う。発表者は、その反論や批判を、くさることなく真摯に受け止めて、さらに考えを深めていく。そういう取組みを、私たちも、さらに進めていきますので、授業でもぜひ「主役」になってください。
 ただ「主役」には、それなりの責任と自覚も必要です。そのために、2つのことをお願いします。
 まず1つめは、「自分の可能性を幅広く探って欲しい」ということです。皆さんは、「未見の我」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「未見の我」とは、皆さんがまだ理解していない自分自身のことを言います。江戸時代幕末に、松下村塾を開校し、高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文らを育てた吉田松陰は、塾生に対し、「未だ見たことのなかった自分をめざしなさい。心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。必ず達成します。運命を造りなさい。」と叱咤激励しました。 皆さんも、「自分の力は、これくらい」、「これは自分には、向いていない」などと、自分の可能性を自分で狭めてはいけません。なぜなら、人は、その人が可能と思うこと以上のことは、実現できないからです。「あれかこれか」ではなく「あれもこれも」と欲張って、勉強や部活動、学校行事、生徒会活動などに積極的に全力で取り組むなかで、「未見の我」を発見し、自己の可能性を拡大していってほしいと願っています。
 2つめは、「出会いを大切にしてほしい」ということです。今日から、新しいクラスメート、新しい先生方との出会いがあります。この出会いを大切にし、これから仲間になっていってください。ただ、自然と仲間になるのではありません。みんなで仲間として育っていくのです。でも人とうまく付き合うということは、大変難しいものです。履正社で出会って、一緒に活動する私たちは、どうすればいいでしょうか。それは、相手に自分がしてほしいと思うことを、自分がまず、相手にしてあげることです。朝「おはよう」と声をかけてもらえれば、気持ちがいいですね。「ありがとう」と言ってもらえれば、うれしいものです。「和顔愛語」という言葉があります。「わがん」とは、ニコニコとした明るい顔です。「あいご」とは、「ありがとう」とか「すみません」というような思いやりのある優しい言葉です。ぜひ実行してみてください。逆に、相手が嫌がることは、絶対にしてはいけません。これは、リアルでもネットでも同じことです。
 そして私は、「主役」の皆さんを、「がんばっている履正社」を、いろんな機会に、いろんな人たちに、どんどんPRしていきたい。ただネタがなければ、PRすることもできませんので、いろんな活動に取り組んでください。私も、どんどん取材に行きます。まずは、皆さんの授業中の様子を見せてもらいたいと考えています。しばらくしたら、また授業中にお邪魔しますので、よろしくお願いします。大事なことなので、2回言います。授業中、何も考えずに、黒板をノートに写しているだけの人は、いませんね。やらされているだけの勉強の人は、いませんね。まさか、寝たり、しゃべったりしている人は、いないですよね。
 2年生、3年生には、お話ししていますが、私は、漫画やアニメが大好きです。そして私の話には、漫画やアニメのセリフが、よく出てきます。冬アニメは、終わりましたが、春アニメが始まりました。同じ趣味を持つ人、よければ、ともに語り合いましょう。校長室のドアを開けてお待ちしています。今日は、終わった冬アニメの中で、私が一番楽しみにしていた「Dr.STONE」のセリフを紹介しましょう。
  「科学では分からないこともある、じゃねえ。
   分からねえことにルールを探す。そのくっそ地道な努力を、科学って呼んでるだけだ。」
 なぜか全人類が石化する怪現象が発生し、近代文明が途絶してしまいました。3700年経った時、まず知力に優れた高校生科学者、石神 千空君の石化が解け、半年後、体力に優れた、大木 大樹君の石化が解けます。
  「人類が築いた石の時代から近代文明までの200万年を、
   一気に駆け上がり、世界を取り戻す。」
のが、「Dr.STONE」の世界観。その過程で、科学の実験が、たくさん登場します。例えば、第1話では、蝙蝠の糞尿から硝酸を作り、ブドウからワインを作り、そのワインを蒸留して作ったエタノールと硝酸を合成して、工業用の腐食液「ナイタール」を作り出します。その「ナイタール」を使って、石化した仲間をよみがえらせていくのですが、何百回も、仮説と実験、TRIAL and ERRORを繰り返す過程で、大樹君が、「科学ではわからんことも、この世の中には、あるってことか」と、お決まりのセリフを言ったときの、千空君のセリフです。そそりますね。
 私たちも、「分からねえことにルールを探す。そのくっそ地道な努力」を、続けていきましょう。でも、人間っていつもいつもがんばれるわけがない。ちょっと心や体がしんどいな、話を聞いてほしいなと思ったら、遠慮なく私たちに相談してください。私たちも声をかけていきたいと思います。「いい学校」とは、誰かから与えられるものではなく、皆さんと私たち教職員が一緒になって作っていくものだと考えています。皆さんも、私たち教職員も「来てよかった」と思える履正社高校にして行きましょう。これで、私のあいさつを終わります。

2021年4月7日水曜日

第73回入学式を行いました

 10時より、体育館で、第73回入学式を行いました。真新しい制服を着た新入生が登校してくれました。新型コロナウイルス感染防止のため、生徒さんの席の間隔を広くとったため、保護者の皆様のご臨席は、ご遠慮申し上げました。
 式は、新入生代表の立派な宣誓から始まり、私が式辞を述べさせていただきました。長くなりますが、掲載させていただきます。

 四月の柔らかな光につつまれ、まさに万物が生きる喜びに輝く季節。ここ履正社高校も新緑の生気に満ちあふれております。
本日の2021(令和3)年度履正社高等学校第73回入学式挙行に際し、本来ならば、多数のご来賓並びに保護者の皆さまのご臨席を賜り、新入生の輝かしいスタートを、一緒に見守っていただくところでございますが、新型コロナウイルス感染防止のため、ご遠慮申し上げました。深くお詫び申し上げます。
 ただいま入学を許可いたしました328名の新入生の皆さん、入学おめでとう。数多くの高校の中から、本校を選んでいただいたことを、とてもうれしく思っています。皆さんの入学を心から祝福し、歓迎いたします。
 「ようこそ、履正社高校へ」
 本校は、大正11(1922)年に、創立され、建学の精神を伝える「履正不畏」「勤労愛好」「報本反始」の校訓の元、99年の長きにわたり、歴史と伝統を築いてまいりました。今日では、文武両道に優れた進学校として、地域・社会から高い評価と信頼を得て、多くの卒業生は、有為な人材として、社会に貢献し、活躍しておられます。
 さて、新入生の皆さん、今日から履高生としての生活が始まります。高校生活は、長い人生の中では、わずかに3年間。しかし、皆さんの心も体も大きく成長していく最も大切な時期です。本校で、この大切な高校生活を始めるにあたって、改めて学校で学ぶ意味についてお話しします。
 学校の一つの特徴は、集団で学ぶ場であるということです。先輩や後輩、友人や先生など、多くの人がいて、そうした人々と共に、様々な知識や技能を身につけ、自らを高めていく場が学校です。「人間は、社会的動物である」と言われるように、一人では決して強くない私たち人間は、他の人と協力し、集団を形成することで、社会を発展させてきました。今後社会に出て行く皆さんは、この集団と個人との関係をしっかり理解していく必要があります。 集団は、他の人と競い合うためにあるのではありません。互いに高め合うためにあるのです。いい集団は、そこに所属する一人ひとりの力を伸ばします。個人のために集団があり、いい集団を作るために、個人の力が必要となります。履正社高校は、互いに協力し合い、高め合うことで、一人ひとりの力を伸ばせる「いい集団」でありたいと願っています。
 では、個人が成長するために大切なことは、何でしょうか。それは「志を高く掲げる」ことではないでしょうか。志は、憧れや夢という言葉で置き換えてもいい。夢をかなえる秘訣は、5つの「C」に集約されます。すなわち「Curiosity:好奇心」「Confidence:自信」「Courage: 勇気」「Challenge:挑戦」そして「Continuation:継続」です。
 新入生の皆さん、今日のこの喜びを、決して忘れることなく、履正社高校で学ぶことに誇りと自信をもって、様々なことに積極的に取り組んでください。今の自分に妥協することなく、大きな夢、高い志を持ち、その夢の実現に向け、果敢に挑戦し、日々成長を続けて欲しいと思います。 しかし、夢や希望は、待っていても、決して皆さんの前には、現れません。自ら求めなければなりません。
  どこかに通じてゐる大道(だいどう)を僕は歩いてゐるのぢやない
  僕の前に道はない
  僕の後ろに道は出来る
  道は僕のふみしだいて来た足あとだ
  だから道の最端にいつでも僕は立つてゐる
  何といふ曲りくねり迷ひまよつた道だらう
 高村幸太郎の詩「道程」の冒頭です。皆さんもいろんな事に挑戦し、新たな「道」すなわち「新たな伝統」を創ってください。
もちろん、不安もあることでしょう。でも安心してください。私たち教職員は、全力で皆さんをサポートします。ちょっと心や体がしんどいな、話を聞いてほしいなと思ったら、遠慮なく私たちに相談してください。私たちも声をかけていきたいと思います。皆さんが、心も体も元気で、この履正社高校で充実した高校生活を送ってくれること、そして「履正社高校に入ってよかった」と、いつまでも思ってくれることを心から願っています。
 結びにあたり、本日、ご臨席がかないませんでしたが、保護者の皆様、改めてお子さまのご入学、おめでとうございます。皆様方の本日のお喜びは、ひとしおのものがあろうかと拝察し、心からお祝い申し上げます。私たち教職員一同、お預かりいたしました大切な大切な、お子さま一人ひとりの夢の実現に向け、全力を尽くして教育に取り組む所存でございます。各家庭におかれましても、本校の教育方針にご理解を賜り、ご協力いただきますようお願い申し上げまして、私の式辞といたします。

 理事長の挨拶、保護者会会長様のご祝辞に続き、在校生代表が歓迎の辞、新入生代表が答辞を、それぞれしっかり、述べてくれました。
 続いて、担任の紹介を行い、最後に学園歌を紹介して、入学式を終了しました。
 入学式終了後、新入生は、HR教室で、担任の先生から諸連絡を受けました、11時40分から、保護者の皆様に、HR教室にお越しいただいて、担任からご挨拶をさせていただきました。式辞でも申しましたが、お預かりいたしました大切な大切な、お子さま一人ひとりの夢の実現に向け、全力を尽くして教育に取り組む所存でございます。何とぞ、よろしくお願いいたします。

2021年4月4日日曜日

高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021関西が始まりました(サッカー部)

高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021関西が始まりました。第1節は、4月4日にJグリーン堺で行われ、履正社高校は、昨年度の選手権代表校の京都橘と対戦しました。8分、履正社はPKを獲得し、1点を先制しました。その後、両チーム得点が入らず、終盤を迎えました。86分に京都橘がPKを獲得し、1-1の同点となりました。その後、スコアは動かずそのまま試合は1-1で終了しました。次節、履正社は、4月11日、昨年の選手権大会の準決勝で戦った阪南大高と、対戦します。長い戦いが始まりました。ご声援のほど、よろしくお願いたします。

2021年4月2日金曜日

祝!全国大会準優勝(女子硬式野球部)

第22回全国高等学校女子硬式野球選抜大会が、33校が参加して、
3月27日から、埼玉県加須きずなスタジアム等で開催され、履正社高校も出場しました。
3月27日には、履正社 3-0 クラーク
3月29日には、横浜隼人 1-2 履正社
3月30日には、履正社 3-1 岡山学芸館
と、それぞれ勝利をおさめ、
4月1日の準決勝でも、神戸弘陵 0-4 履正社
で勝ち抜き、4月2日の決勝に進出しました。
決勝では、開志学園 5-3 履正社
と敗れ、3大会ぶりの全国制覇はなりませんでしたが、
準優勝というすばらしい成果をおさめてくれました。
よく頑張りましたね。さらなる活躍を期待しております。