2020年11月6日金曜日

「〇〇さんの良いところを見つけよう」

今日の1限目、2年生のクラスで、「〇〇さんの良いところを見つけよう」のテーマで、活動を行いました。まず、4~5人のグループを作り、「〇〇さんの良いところ発見メモ」を配りました。続いて「発見メモ」に、まず1番の人の良いところを2番から4番(または5番)までの人が2分間で記入しました。その際、否定的な記述をしないことがお約束です。終了後、2番から4番(または5番)までの人は、1番の人に「発見メモ」の内容を伝えました。これを順番に繰り返し、グループ全員が、メンバーの良いところを伝え、各人が自分の良さを知ることができました。
この活動は、友人の良いところを発見して肯定的に相手を理解することと、相手から自分の良さを教えてもらうことで自分の知らない自分の良さを知って、自己理解を深めることを目的としています。皆さん、積極的に相手の良さを発表してくれました。活動終了後の感想では、口々に、「とてもうれしかった」「元気が出た」「こんな風に自分も見てくれていることに、初めて気が付いた」との話をしてくれました。
大学入試改革が求める「思考力・判断力・表現力」を培うためには、まずは、自分に自信を持つことと相手を尊重すること。そのうえで、自分の意見や考えをしっかり持って、発表すること。それを聞いた人も、相手の意見を尊重したうえで、それに対する自分の考えを持ち、発表することが必要です。
履正社高校では、今後とも、知識・技能の習得とともに、生徒さんの自尊感情や自己肯定感を高める取組みを進めてまいります。